OB会長あいさつ


OB会の存在目的は、勿論、OB相互の親睦を深めるということですが、昨今、同世代で旧交を温めるだけではなく、世代を超えて交流する機会が増えてきたような気がします。例えば、40歳を超えるグループでオープン・ウオーターの大会に出るとか、就職前に社会人の先輩と会ってお話を聞くとか。考えてみれば、500人を超える会員が、さまざまな業界で活躍し、多彩な趣味に興じているのですから、OB会の絆は、皆さんの生活に潤いを与え、時にはビジネスチャンスにも役立つことでしょう。自分の在任中には、そういった交流の場を提供し、支援し、発展していくことにも務めていきたいと思います。

また、水泳部現役諸君への援助もわれわれの重要なミッションです。先日、四風戦に参加してきましたが、現役部員の礼儀正しく、まじめで、一生懸命泳ぐ姿に感動しました。一方で、コーチとお話しをすると、人材、資金、機材の不足などで頭を痛めていることが良く分かりました。優秀な選手の確保が難しくなっている中、自腹を切って冬の練習場を確保するなど、苦労が絶えないようです。頑張っているコーチ・部員を応援し、十六校、都大会、インターハイ等で輝いてもらう。それは、我々の誇りでもあります。そして、達成感をもって卒業した部員たちは、OB会の次世代の中枢として頑張ってくれることでしょう。皆様のご理解とご協力を仰ぎながら、彼らにできる限りの支援をして行ければと思います。

(OB会長 10期 冨士良宏)